この曲は、僕が14年前に当時知り合った滋賀県の男性に、読んでみれば?って薦められた
一冊の本が原点になってます。その本は「マグダラのマリア」という図書館にでも置いてある
ような分厚いもので、本屋さんで取り寄せて届いた時はあまりにも大きな本で驚いたのを
覚えています。
で、さっそくその本を読み始めたのですが、イエスキリストに関係した女性の物語でした。
要約すると、この歴史的女性は聖母マリア(イエスの母)ではなくて、
マグダラという村の出身のマリアさんで、実は娼婦でありました。
そんな彼女がイエスと出会い改心し、 その後すばらしい女性に生まれ変わり、
最近でいうとマザーテレサのような人々に尽くす人になったのでした。
また彼女は、イエスが十字架に架けられて処刑され、宣言どおり3日後に蘇った時に、
墓の前にずうっといて、目撃した証人としても有名です。
と、ここまで書きましたが、実際はその本(分厚さは5センチ)の1センチくらいを
読んでる最中に、急にメロディーが浮かび読むのをやめ、
ピアノの前でスーっとできた曲です。
と、
大体ここまで、リリースした頃に書いてましたが、
現在(2006年秋)
YANZU-0005「瀬織津姫(セオリツヒメ)」をリリースしたわけですが、
とても大きなシンクロと意味、意義を感じてます。
なぜ、僕がこの2つを出したか。曲ができたか。
なんで僕なの???って聞きたい気分。
プロフィール内の読書にある菊池さんの「エミシの国の女神」と
2004年に本。翌年に映画と世界的大ヒットした「ダビンチコード」を読んでいただきたい。
この2つのお方の境遇がそっくりなのだ。
時の権力から葬られ方かた、そしてこの1500〜1600年の時をへての復活のきざし。
書くのはここまで、興味のある方はとにかく2つの本を読んでみて下さい。
カップリングの「桃李の門」もちょうど同じ14年前頃、僕が作詞作曲したもので、
当時、中国のすばらしいことわざを知り感動してた時に、やはりスーッとできた曲です。
そのせいか、なんとなくバックの転がすようなピアノのフレーズのアレンジは
桃源郷や大陸を想わせると思います。
御購入はSHOPコーナーにて参照願います。